【ホッと館】は認知症専門棟となります。認知症では、もの忘れ(記憶の障害)、これまでできたことができなくなる(遂行機能の障害)、言葉や認識力の低下といった認知機能の障害(中核症状)に加えて、“認知症の行動・心理症状(BPSD)”と呼ばれる不安、幻覚、妄想、うつ症状、興奮、暴言・暴力、徘徊などの症状も多くみられます。薬だけに頼るのではなく、利用者様の状態に合わせた評価・対応を実施し、フロア名の由来の通り、「ほっとかない」「ホッと」できるよう、常に心がけ取り組んでいます
|
生活リハビリ |
利用者様の状態に合わせ、「出来る事を出来るままで」「出来なかった事を出来るように」を目標に「笑顔」
で実施できるように心掛けています。
料理レク:季節にあった野菜・果物などを使用し、利用者様の機能に応じて役割分担を行なって実施していま
す。主婦だった頃を思い出し作業する事で認知機能の維持・残存能力の維持に繋がっています。ス
タッフへの指導も時折入り、和気あいあいと催し物と一緒に実施しています。料理の一端を担う事が
責任感や達成感、自己肯定感を引き出すツールになっています。
お手伝い:残存機能を維持し、時間帯を理解し、「何も出来ない」ではなく「これは出来る」を発見する良い機会
になり、役割を担うことで自己肯定感の向上に繋がっています。
回想法 |
回想法:同年代や同じ認知機能の利用者様を集め、少人数にて静かな環境で実施し、自己紹介、ことわざゲ
ーム・昔の遊びをしたり、昔の写真や映像を見て、過去を思いだしたり、振り返ったりする機会をつく
り、コミュニケーションを図ります。回想法のクール終了後は、再評価を実施しております。
人生を振り返る事で精神の安定にも繋がり、自己肯定感の向上に繋がります。また、定期的に実施する事で脳活性につながり、認知症進行予防も図れます。
体操 |
誤嚥予防体操
体操は毎日食事前の決まった時間に行なっています。出来る限り、経口摂取できるように取り組んでいます。 |
1日2回以上実施しております。スタッフ独自で考えた体操や音楽に合わせた体操等種類も様々です。残存機能を維持し、生活の質の向上が出来るように努めています。 |
レクリエーション |